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よくある質問

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よくある質問

 

経済的に自立するための法則とは?

経済的自立を目指していたのに、多重債務状態になってしまう人はいます。

どのような考え方によれば、経済的自立に近づけるのでしょうか。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2021.7.8

経済的に自立するために、よく言われる方法は次のとおりシンプルなものです。

収入より支出をへらす。

その差額を投資する。

借金をしない。

 

 

借金のリスク

借金があれば、その利息を払わなければならず、経済的に自立することは困難です。

しかし、多くの人が当たり前のようにカードを使い、借金をしています。

これはなぜでしょうか。

まず、借金をさせたほうが、物を売りやすいという関係があります。

借金をしない場合に比べて、商品やサービスを売りやすくなるのです。

借金がなければ、ここまで車が売られていることもないでしょう。

また、奨学金や教育ローンという借金がなければ、ここまで大学の学費が高いことはなかったはずです。

借金は、CM等により、生活する中で当たり前のことのように宣伝されてきました。

そのため、抵抗なく借金をする人が増えたのです。

 

 

多重債務の思考

借金生活をしている人の思考法は正常ではなくなります。

借金が増えていくと、収入の大部分が利息の支払いにあてられます。

借金があること自体で、ストレスを抱えます。

周囲のものにネガティブな感情を持ちます。

そのストレス解消のため、自己破壊的な行動をする人も多いです。

過度な飲酒、喫煙、浪費、ギャンブルに手を出し、抜けられなくなります。

 

現実逃避をし、いつか何とかなるだろうと楽観的になります。

問題に立ち向かえず、借金額も借入先も認識しなくなる人が多いです。

ここから抜け出せず、悪循環、自転車操業になってしまう人が多いのです。

 

 

借金をしてしまっている場合は?

借金を避けることが良いのですが、すでに借金を抱えている場合には、有効なお金の使い方は、それを返済することです。

理論的には、借金の利率と、投資で得られる自分の利回りで比較すべきです。

たとえば、借入金の金利が2%未満などで、それ以上の利回りで資金を回せるのであれば、期限前の返済までしなくてもよく、余裕資金を投資に回したほうが良いということになります。


借入金の金利が5%をうまわまり、これ以上の利回りで回せないのであれば、借金返済こそが良い選択肢となります。

また、複数の借入先があり、管理や対応に苦労している場合には、脳のリソースを解放するためにも、借金返済をしたほうが良いこともあります。

 

借金返済の優先順位は?

まず、業者ごとに借入金を残高をリストアップしましょう。

金利の高い順に並び替えます。

家計の収支を見て、支出を切り詰め、新たに借金せずに払える金額を確認。

ここから、すべての借入金について、毎月の最低限の返済額を支払い、余力があるのであれば、金利の最も高い借金を繰り上げ返済していきます。

合理的な返済方法としてはこうなります。

この返済が難しいような場合には、任意整理や個人再生、自己破産などの選択になってきます。

 

返済の際、なんとなく気分がラクになるとしても、借金を1つにまとめようとするのはあまり有効ではないです。

おまとめ後に、再度、借入をしてしまう誘惑に勝てる人は少ないです。

また、少額の借金を先に返済すると、気分がよくなるかもしれませんが、経済的には、利息が高いところから返済を優先したほうが解決するスピードは早まります。

 

税金の未納は?

税金の滞納は、借金の滞納以上に気をつけるべきです。

貸金業者のほうが連絡をしてくるし、督促も厳しいので優先して支払うという人もいます。

しかし、税金は、貸金業者と違い、裁判所の判決がなくても差押に動いてきます。

予兆なく、差押えをしてくるので、ある日、突然、預金が引き出せなくなったり、給料が目減りすることになります。

しかも、債務整理で分割払いにできるわけでもなく、個人再生や自己破産でも支払義務が残ります。

優先度としては、かなり高いものです。

 

 

投資で利益をあげられるコツは?

経済的に自立をするには、投資が必要だと言われます。

労働所得以外から利益を得る事ができ、その利益だけで必要支出を賄うことができれば、自立していると言えるでしょう。

すなわち、投資によって利益を上げることが前提とされています。

 

まともな投資本の多くは、以下の主張をします。

・投資タイミングは読めない

・個別銘柄を見分けることはできない

 

このような前提で、アクティブファンドではなく、インデックスファンドなど手数料が安い商品を積立するのが良いと言われています。

運の要素をできるだけ排除して、利益をあげられる確率を高めるには、多くの投資家が言っているこの内容が良いのかもしれません。

投資にリスクはつきものです。これを回避することはできません。

せいぜいリスクの程度や種類を選べるくらいです。

リスクがない投資を勧誘されたら、それこそリスキーです。

少なくとも、自分の頭でしっかり勉強してみてみる必要はあるでしょう。

 

投資アドバイザーは信用できる?

投資についてプロに任せたいと考える人も多いようです。

しかし、投資アドバイザーでも、よい結果を出してくれるとは限りません。

また、その相談料や手数料も負担となります。

投資をするのであれば、自分の判断でリスクをとってすべきでしょう。

間違っても、投資名目で、他人にお金を預けるようなことは止めたほうが良いです。

詐欺であったり、失敗して元金が減らされてしまうことも多いです。

友人であっても、お金を増やすと言ってくる人には注意したほうが良いです。

また、アドバイスしてくれる人と利害が相反する構造になっている場合には注意が必要です。

金融商品を売却することで利益を得られる人は、投資家の利益より売却することを優先するでしょう。

多額の手数料が乗っている金融商品を売ったほうが、低コストの商品を売るよりも利益になるのです。

銀行等の窓口で勧められる投資商品には注意が必要です。

 


 

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